投資の実効時給 診断
利回りは誰でも計算します。時給を計算する人がいません。
決算を読む。株価を見る。動画を見る。板を見る。その時間は家計簿のどこにも出てきません。 しかし1日30分でも年間182時間、10年で1,820時間、8時間の勤務日に直すと227日ぶんです。 その時間で、あなたはいくら受け取ったのか。
このツールは2つの時給を出します。ひとつは素の実効時給(損益 ÷ 投入時間)。もうひとつは手間の時給で、同じ資金を市場平均に置いて何もしなかった場合を差し引いた分を、 時間で割ったものです。増えた分が相場のおかげなら、後者は0円以下になります。 そこが、この診断のいちばん痛いところです。
相場は予測しません。株価データも財務データも1件も取得しません。使うのは、あなたが入れた時間と、 あなたが証券会社の画面で見た損益だけです。
1. 期間と、投資に使っている時間
証券会社の損益画面で数字が取れる期間にそろえてください。
週あたりの時間(合計ではなく内訳で)
四季報・決算短信・有価証券報告書・スクリーニングを触っている時間
板や株価アプリを開いている時間。1回3分でも1日10回なら週3.5時間
どれを買うか迷っている時間と、注文を出す時間
投資系の動画・X・掲示板・書籍にあてている時間
2. その期間のお金
売って確定した損益の合計。年間取引報告書や損益照会の画面の数字を入れてください。マイナスは「-」を付けて。
期間の終わりの含み損益 − 期間の初めの含み損益。持ち続けている分の増減です。
市場平均と比べるための基準です。だいたいで構いません。0のままだと「相場が運んできた分」を差し引けません。
利益には約20.315%を掛けて手取りに直します(損には掛けません)。
3. 比べる相手
分からなければ 年収 ÷ (週の労働時間 × 52) でおおよそ出ます。0にすると最低賃金だけで比べます。
あなたの投資の実効時給
地合い便乗型229円/時
手取り+239,055円 ÷ 総投入時間1,044時間
増えた分は、相場が運んできたものです
損益はプラスですが、同じ資金を市場平均に置いて何もしなかった場合を上回っていません。つまり増えた分は相場が運んできたもので、あなたが払った時間が生んだ分はゼロ以下です。腕が悪いという話ではなく、その時間が値段になっていないという話です。
あなたが払った時間の中身
総投入時間 1,044時間 は、24時間で数えて通算 43.5日、 8時間の勤務日で数えて 130.4日 ぶんです(年あたり 522時間)。
右の金額は、その時間を本業の時給(2,500円/時)で働いた場合の額です。
見えなかったコストを円で置く
その時間を働きに回し、資金は市場平均に置いていた場合との差
−2,614,905円
この額だけ、手間をかけた選択のほうが下回りました。時間には値段が付いていないので、家計簿にはどこにも出てきません。
結果を残す・共有する
共有リンクに載るのは 時給・タイプ・スコア・投入時間の帯 だけです。 損益額・運用残高・年収は載りません(時間は「年260〜520時間」のような帯でしか出ないので、 時給と掛けても損益は概算にしかなりません)。
入力の前に確かめること
数字の意味が変わってしまう項目だけを並べました。診断の前に、証券会社の画面で確かめてください。
実現損益は年間取引報告書や損益照会の画面に出ています。記憶で入れると、人は勝ったトレードをよく覚えているぶん、損益を多めに見積もりがちです。
実現損益だけで測ると、持ち続けている含み益が数字に入らず、時給が実際より低く出ます。逆に含み損を抱えたまま実現益だけ数えると、時給は実際より高く出ます。
株価アプリを開く1回3分は、1日10回で週3.5時間、年間182時間になります。研究の時間より、この細切れのほうが大きいことがよくあります。
市場平均と比べるための基準です。ここが0のままだと、増えた分のうち相場が運んできた分を差し引けず、手間の時給が実際より高く出ます。
数か月だと、たまたま当たった1銘柄で時給が跳ね上がります。期間が短いほど、この診断は運を実力と読み違えます。
計算式と前提
何をどう割っているかは全部先に公開しています。
1年に1度、測り直すと変化が見えます
時給は1回測って終わりではなく、時間を減らしたときにどう動くかを見ると意味が出ます。 年間損益が確定する12〜1月に「そろそろ測り直す時期です」とお知らせします。 送るのはメールアドレスだけで、入力した損益額・運用残高・年収は送られません。