投資の実効時給 診断
この診断がやっていること
割り算と複利だけです。株価データも財務データも取得していませんし、AIも使っていません。 同じ入力からは必ず同じ結果が出ます(乱数を1つも持っていません)。
計算式
画面に出ている数字は、すべてこの式から出ています。
① 総投入時間
総投入時間 = 週あたり時間の合計 × 対象期間(か月) × 4.3482
1か月あたりの週数は 365.25 ÷ 7 ÷ 12 = 4.3482 週。週の内訳は 銘柄研究・決算やIRを読む / 株価・チャートを見る / 売買の検討と発注 / 情報収集(SNS/動画/ニュース/書籍) の4つを足します。
② 手取りの損益
損益 = 実現損益 + (含める設定なら)含み損益の増減
手取り = 損益 > 0 ? 損益 × (1 − 0.20315 × 課税口座の割合) : 損益
税率 20.315% は上場株式等の譲渡益・配当への課税(所得税15% + 復興特別所得税0.315% + 住民税5%)。損には掛けません。課税口座の割合は ほとんど課税口座(特定/一般) / 課税口座とNISAが半々くらい / ほとんどNISA(非課税) の選択で 1 / 0.5 / 0 になります。損益通算・繰越控除は扱っていません。
③ 素の実効時給
素の実効時給 = 手取りの損益 ÷ 総投入時間
④ 手間の時給(この診断の芯)
市場平均に置いた場合 = 平均運用額 × ((1 + 想定年率)^年数 − 1)
α = 手取りの損益 − 市場平均に置いた場合(同じ税率で手取りに直したもの)
手間の時給 = α ÷ 総投入時間
素の時給だけでは、相場が上がった年は誰でも高く出ます。同じ資金を置いておくだけでも損益は増えるからです。 そこを差し引いて残った分だけが、あなたが払った時間の対価にあたります。 想定年率は既定5%で、これは予測ではなく前提値です。画面から変更できます。
⑤ 時間対効果スコア(0〜100)
r = 手間の時給 ÷ 効率型の敷居
r ≦ −1 → 0点 / r = 0 → 30点 / r = 1 → 70点 / r ≧ 5 → 100点(間は折れ線と対数で補間)
手間の時給が上がればスコアも必ず上がる(単調増加)ように作ってあります。順位を入れ替える要素はありません。
タイプの分かれ目
ここも乱数はありません。同点になったら上の行が優先されます。
- 時間泥棒型 — 素の実効時給がマイナス(=期間の損益がマイナス)
- 地合い便乗型 — 損益はプラスだが、手間の時給(α÷時間)が0円以下
- 薄利多動型 — 手間の時給が 0円超 〜 最低賃金未満
- トントン型 — 手間の時給が 最低賃金以上 〜 効率型の敷居未満
- 効率型 — 手間の時給が 効率型の敷居(本業時給と最低賃金2倍の高いほう)以上
「効率型の敷居」は、本業の時給と最低賃金の2倍のうち高いほうです。本業の時給を入れていない場合は最低賃金の2倍になります。
前提値と出典
どれも画面から書き換えられます。書き換えたら結果もその場で変わります。
- 税率 20.315% — 上場株式等の譲渡益・配当にかかる 所得税15% + 復興特別所得税0.315% + 住民税5%(国税庁)。復興特別所得税の期限など制度は改正されることがあります。
- 最低賃金 1,121円 — 2025年度(令和7年度)全国加重平均・厚生労働省。毎年10月ごろに改定されます。最新額やお住まいの都道府県の額に書き換えてお使いください(画面の「前提を調整する」から変更できます)。
- 想定年率 5% — 比較のために置いただけの前提値で、実在する指数の実績でも将来予想でもありません。 0にすればこの比較を切り、素の時給だけで見られます。
- 1か月 = 4.3482週 — 365.25 ÷ 7 ÷ 12。 うるう年を平均した値です。
共有リンクに載らないもの
共有リンクとOGP画像に載る数値は、この5つだけです。
載るのは タイプ・素の時給・手間の時給・スコア・投入時間の帯 の5つです。 損益額・平均運用額・本業の時給・年収・銘柄名は載りません。時間は次の帯でしか載らないので、 時給と掛け合わせても損益は幅の広い概算にしかなりません。
- ・年26時間未満(週30分未満)
- ・年26〜52時間(週30分〜1時間)
- ・年52〜104時間(週1〜2時間)
- ・年104〜260時間(週2〜5時間)
- ・年260〜520時間(週5〜10時間)
- ・年520〜1040時間(週10〜20時間)
- ・年1040時間以上(週20時間以上)
表示する文言はすべてサーバー側の辞書から引き直しているので、任意の文字列を共有ページやOGP画像に焼き込むことはできません。
限界
この診断が答えられないこと。
- 自己申告の時間は、ほとんどの人が少なめに見積もります。したがって出てくる時給は実際より高めに出ます。
- 期間が短いほど、たまたま当たった1銘柄が時給に効きます。1年未満のときは警告を出しています。
- 市場平均との比較は「平均残高をずっと置いていた」という単純化です。積み増した時期・引き出した時期は反映されません。
- 投資を楽しんでいる時間は、この計算では単なるコストとして扱われます。趣味としての価値は数字に入りません。 時給が低いことは、やめる理由にも続ける理由にもなりません。判断はご自身で。
- 損失が出た場合の損益通算・繰越控除は扱っていません。税額はあくまで概算です。